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終いを考える

家に帰ろう

終い(しまい)を考える

重いテーマですが
暮らす上で避けて通れません

いつかは・誰にでも・平等に
迎える「死」

訪れるタイミングは不平等ですが
できれば明るく迎えたいものです

理想かもしれませんが
少しでも実現できるよう
準備してみませんか

 

以下、最近読んだ書籍のなかで
自宅で迎える終末期について
とても参考になりました

これから家を建てようと思われている方
退職されて第2第3の人生を歩まれている方

目を背けず向かい合うことで
暮らしを整え
心穏やかに
そして活発に過ごせます

*****

家に帰ろう/萬田緑平 著

家に帰ろう

書かれているのは
主にがん患者さんですが

終末期から亡くなるまでの
自宅でどう看取られたか
という内容です

畳の上では死ねない
と言われる現在

こうも穏やかで
自分の望むように
自宅で息を引き取れることに
驚きと安堵感を覚えました

*****

サイレントブレス/南杏子 著

サイレントブレス

在宅ケアによる6人の
看取りまでの物語

小説ではあるけど
現役の医師が執筆した
リアルな内容でした

終末期の医療介入を
自分以外の家族に
どこまでするか
どこからしないか

自分なら
どこまでしてもらうか
どこからしてもらわないか


お互いに表明しておくと
お互いに安心なんだな
と思います

*****

線引きは難しいですが
年齢順とは限らないから
誰にでも平等にくる死を
タブー視せず
想像できる範囲で
向き合いたい

新築・リフォームともに
家づくりでも
大切なことだなと
最近とくに強く感じます

ココを押さえておくと
プランは慎ましやかになり
暮らしもスッキリします

*****

我が家は子どもが巣立つまで
まだまだ先が長いですが
必ず来る終末期は
かくありたいと思いました

こんなこと書くと
危ないの?
と思われるかもしれませんが
人間ドックはほぼA判定で
心配ご無用です

死生観の涵養(かんよう=養う)が
暮らしづくりに必要と感じた出来事でした

 

じゅん