寺尾上のまちなか山荘で
今日は測定DAY
室内環境測定
パッシブ測定バッジを
室内に8時間以上置いて
空気中の化学物質を吸着させ
後日 解析していただきます
丸いのが測定バッジです
測定項目は
左:ホルムアルデヒド
右:トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、パラジクロロベンゼン
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続いて気密測定
バズーカのような機械で家の中の空気を抜き
外と中の気圧差を測定することで
建物のスキマをはじき出します
結果は
隙間相当面積C値=0.26cm2/m2
(報告書は四捨五入して0.3)
配管・配線の貫通部処理が課題ですが
まずまずの数値でホッとしました
注:床面積は99.37m2ですが
天井の高いところを床面積として加算し
107.00m2に補正しています
建物の気密を大切にするのは
24時間換気で計画通りの空気量を
入れ替えるのが目的です
家のスキマが大きいと
強い風が吹いたり
内外の気温差で
スキマから余計な換気がされてしまい
冷暖房が無駄になります
ほかにもスキマで結露して
建物が傷む原因にもなります
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室内環境測定や気密測定は
いずれも(2021年時点で)
法的な義務はありませんが
クライアントさんに安心していただけるよう
測定・ご報告しています
もちろん
気密が大切なのは冷暖房時
気候の良い時は窓を全開にして
外の空気を愉しんでくださいね!