まちなか山荘の標準建具=戸は
なるべく「ドア」は使わず
できる限り「片引き戸」にしています
片引き戸にすることで
・開け放しても風に左右されない
・少しだけ開けておくこともできる
・前後に開くスペースがいらない
・つまり自分が手前に下がったりしなくていい
片引き戸は引き込むスペースが必要なので
引き違い戸と同じ2枚分の幅=1,820mmを使います
ということは
スジカイを入れられる壁が減って
構造計算で苦労しますが
許容応力度計算において
積雪1m・耐震等級3をクリアしています
もう一つ心がけているのは
吊り戸にすること
吊り戸は床のレールが要らないので
余計な溝がなく スッキリします
建具の材料は
面材:シナベニヤ
引き手:スプルス 手かけ加工
塗装は
リボス・カルテッド・クリアのオイル塗装
オイル塗装により
引き手のスプルスが濃くなり
さらに年数を重ねるとスプルスが焼けて
シナベニヤと良いコントラストになります
そんなふうに
数年後さらに風合いが増すよう
材料選びをしています