寺尾上のまちなか山荘も
上棟から4週間
お盆を挟みましたが
工事は順調に進み
概ねの気密施工が終わりましたので
工事途中での気密測定を
実施しました
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上々の測定結果でしたが
気密の甘い部分が確認できましたので
修正作業の指示と
もう少しだけ
気密ラインを貫通する作業がありますので
完成時もこの数値を維持できるよう
気にかけながら作業を進めていただきます
測定は このような機材で行います
①右の窓に取り付いている送風機
②左手前の計測器
測定の仕組みを簡単に説明すると
①の送風機で建物の中の空気を外に抜きます
(建物の中を負圧にします)
②の測定器で内外の圧力差を計測します
中の空気を抜いて
スキマが小さければ圧力差は大きく
スキマが大きければ圧力差が小さく
なりますので
その差を測定器が計算して
「○○cm2のスキマです」
と はじき出してくれます
今回は床面積107m2で
スキマの大きさは25cm2(5×5cm)
床面積1m2当たりのスキマ相当面積C値は
25÷107=0.233 → 0.2cm/m2
という結果でした