1年ほど前に
鳥の巣箱を子どもと作りました
(鳥が)なかなか入らないねー
なんて言っていたら
5月になって
鳥が草の束をくわえて
巣箱を出入りし始めました
巣作りの始まりです
鳥はどうやらシジュウカラで
白黒の胴で
尾に黄色い模様も見えました
カメラを据えて定点撮影
子どもたちと感激しながら
なるべく大きい音は立てないよう
出入りを狙って待ちます
卵産んだかな
赤ちゃん産まれたかな
虫、咥(くわ)えてる!
誰が食べるんだろう
お母さん?赤ちゃん?
と、会話が弾みます
*****
話は変わりますが
先日、クライアントさんから
教えていただいた
「日本で、ヒュッゲに暮らす」
イェンス・イェンセン著
パルコ出版
というエッセイを読みました
最近、よく耳にするようになった
「ヒュッゲ=Hygge」
デンマークの言葉で
「心配ごともなく心が安らぎ
心地よく時間が流れているときに
感じる気持ち」
とのこと(本文より抜粋)
エッセイを読み進めると
・巣箱を作って木に取り付ける
・鳥が出入りしているのを観察
・そこから会話が弾む
といった中で感じる
満たされた気持ちは
「ヒュッゲだったんだ!」
と知りました
ほかにも
・外(デッキで)ごはん
・晩ごはんは家族そろって
・自然素材を活かした家
・すわり心地のいい木の椅子
・柔らかなクッションやギャッベ
・薪ストーブでピザを焼く
・蜜ろうキャンドルに火を灯す
・庭の雑草の花を生ける
日々の慌ただしい暮らしの中で
ささやかでも満たされた気持ち
「ヒュッゲ」
を感じていたのです
もしかしたら
もっとたくさんのヒュッゲに
気づかずにいるのかもしれません