9月にスイス・ドイツへ研修に
行ってきまして
細かいところのお話しを
少しづつ書いていきます
木と土の家で暮らそうで驚いた
室内のヒートポンプ式電気温水器
日本でヒートポンプ式電気温水器
といえばエコキュートで
タンクと室外機が「外」に必ずあります
↑ ダイキン工業HPより
しかしスイスのシェアさんのお宅で見た
電気温水器は室内に設置されていて
室外機はありません
室外機一体型の電気温水器です
では
冷気はどうなっているか
エコキュートを含む
ヒートポンプ式電気温水器は
主に圧縮の力を使って熱を作り
お湯を作って貯めます
この際に冷たい空気が生まれます
しかしここで疑問
冷たい空気を室内に出したら
寒くなる・・
ご安心ください
そもそもシェアさんのお宅は暖かい
電気温水器は
5階(最上階ロフト)にあります
給湯器が小さいこともあり
冷たい空気は少しずつしか出ないので
階下からの暖かさとすぐに混ざって
分からなくなるのです
ちなみにこの時は
4階が下の階より少し涼しかったのですが
おかしいですよね
上の階の方が暖かくなるはずなのに
涼しいとは(笑)
これは体感してみないと
信じられないかもしれませんね
実は
建築情報誌などを拝見していると
日本でも同様の取り組み
=室内エコキュートをされている
工務店がありまして
室外機が室内に見えていました
(もちろんモデルハウスで実験的に)
日本でも冬の日射を室内に貯めれば
暑くなるので
エコキュートから出る冷気は
室内で混ざり合い気にならなくなる
ということです
自宅を建ててから15年経った
今になって
土と木で造った
少ない電気エネルギーと
壊れやすい設備を使わない家が
欲しくなっています(苦笑)