なぜ
古い街なみに惹かれるのでしょう
古いだけでない
そこに美しく魅せる
原則があると初めて知りました
大きくは四つ
私も習いたてです
一緒に考えてみましょう
答えは全て写真の中にあります
写真は
ドイツ・フライブルクの
Konviktstraßeコンヴィクト通り
(リンクでマップが開きます)
第二次大戦後に荒れて
スラムだったところを
都市計画で美しくしたそうです
こちらはHerrenstraßeヘレン通り
facebookの投稿に たくさんの方が
答えてくださいました
建物の低さ
看板の少なさ
ショーウィンドウの少なさ
規則性のある建物
微妙な上り坂が建物の低さと相まって奥行感を出してるような・・
奥の方が見通せずゆるいカーブになってるのが、その先を想像させる
石畳
建物の色
窓の大きさ
花
良い街並みにはリズムがある
規則性があれば色がまちまちでも綺麗な街並みになる
自然に還る素材を使う
などなど
どれも大切な要素
答えに行く前に
写真には
他にも細かな仕掛けがあります
右の側溝は綺麗な水が流れていて
それだけで癒されますし
夏場など子どもが水遊びします
9月でしたが長靴をはいた子供が
小さな水路で遊んでいました
さて答えです
1 建物の高さを揃える(高くても4・5階くらい)
2 緑・植物を加える
3 壁面線(外壁の面)を揃(そろ)える
4 先を見通せないようにする(道が曲がっている)
でした
多くが建築的ですが 2の「緑」は
ソフト面でもあるような気がします
3の「壁面線を揃えること」で
建物同士のリズム感が生まれ
窓の配置の相乗効果で
美しく見えます
日本の京町家街や妻籠・馬籠宿など
建物の高さと壁面線が揃っていて
何となくリズム感があります
馬籠宿は通りが曲がっていますので
奥へ奥へと誘われますね
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最後にお伝えしたいのは
あなたの家や町でもやりませんか?
ということです
そうすれば遠くへ出かけなくても
美しい町に住めるのです