結論からお伝えいたします
新築住宅の耐震性能を高くしておくこと
はもちろんのこと
古い住宅でも耐震改修をして
地震時に倒れないようにしておこう
です
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2024年1月1日の能登半島沖地震から
早5か月が経ちました
春以降、避難訓練のニュースも
目にするようになりました
この時に気になるのが
地震後でも道路や建物は
避難訓練の時と同じか?
ということです
能登半島地震のニュースでは
古い住宅が崩れる映像が
頻繁に流されました
つまり
避難訓練時はいつもの道路を
大きな障害もなく移動できますが
地震時は家が倒れて道路をふさいだり
道路が陥没・隆起していたり
水があふれているかもしれません
想定している経路をたどれないことも
想定しなければなりませんし
こればかりは地震が起こってみないと
分かりません
しかし対策はできます
少なくとも
自宅の耐震性能を上げておくことで
自分の家が傾いたり崩れなければ
・自分が挟まれたり怪我をしない
・揺れが治まったら慌てず家から出られる
・家の前の道路をふさがず人の避難を妨げない
・車は潰れなければ後からでも取りに行ける
(地震時に車での避難は危険)
・後々の緊急車両を妨(さまた)げない
理想論ですが
できれば町全体で対策できていれば
より安全な非難が可能ですし
津波の被害が無ければ
そのまま住むこともできます
確かにご年齢によって
「あと10年も住めれば十分だから」
と言われると
仕方ないなと感じながら
最小限のメンテナンスに
留めていることが多いですが
耐震化は自分の命を守る
第一歩なのです
どのくらいの耐震性能が必要か
詳しくは また別に書きたいと思います
いらすと:イラストや