女池のまちなか山荘では
杉の外壁張りを絶賛工事中です
いつもの杉の外壁ですが
初めての無塗装
あと少しで張り上がり
押縁で表情が深くなります
杉の外壁を標準にする理由(ワケ)は
・意外と風雨に強い
・経年変化で表情が増す
・廃番がない(いつでも寸法に合わせて作れる)
・部分張り替えしやすい
などが挙げられます
そして いつもは
自然塗料のグレー塗装が標準ですが
今回は
クライアントさんが
色の変化を楽しむとのことで
無塗装になりました
*****
もう一つ追加のお話し
なぜグレー塗装が標準なのか
杉の外壁にグレー塗装の
寺尾上のまちなか山荘
(2021年竣工)
木材は無塗装のままであれば
風雨や日射に晒(さら)されて
シルバーグレーになっていきますが
その途中の色の変化が数年間
(気になる人は)気になります
そんなときは
最初から経年変化したような色にすることで
新築直後から街並みに馴染みます
でも
それを無塗装の杉の外壁にすることで
グレーに塗装した場合とは ひと味違い
無垢のランダムな変化と
素材の力強さを感じられます
そんな住まいの楽しみ方もいかがでしょう
女池のまちなか山荘データ
耐力壁 :モイスTM(天然素材で土に戻せる)
上棟時施工方法:事前パネル化の大型パネル工法
耐震等級 :3クリア(許容応力度計算による)
断熱等級 :Heat 20 G2グレードクリアUa値=0.3w/m2k