大人の建築巡りと
子どもたちの夏休み特別体験を兼ねて
北海道研修旅行へ行ってきました。
まずは
中村好文さん設計のパン屋さん
BOULANGERIE JIN
(ブーランジェリー・ジン)
店内は撮影禁止で建物の裏へ行くのもNGですので
外観だけでも中村さんが伝わると嬉しいです
建物はニセコに近い牧草地の
林の陰にひっそりと建っていました
駐車場やアプローチに敷かれたウッドチップの
踏み心地が良いです
ウッドチップはしっかりした大きさで
新潟でもできないかなと思いましたが
湿度や気候を考えると
新潟では早く傷むかもしれませんね
ウッドチップの下に砕石の下地が見えました
参考になります
(いつかやってみたい・笑)
看板と照明
建築から解体したと思われる構造材を柱にして
取り付けられた看板と照明器具
店舗アプローチ
奥にお店の入り口があり
右側はベンチになっていて休めます
今はお店にひと組ずつの入店なので
混んでくるとここで待ちます
店舗エントランス
お店の入り口も簡素ですが
削り出しのドア取手と床の踏み石コンクリートが
「入り口」ということを教えてくれています
軒先の雨樋は コの字型の鉄骨を使ってスッキリ
雨の落ち口は鎖を溶接して下げているだけですが
雪の重さにも耐えられます
焼き窯棟の上屋は釜の熱も手伝って
雪がすぐに落ちると思われ
軒の出がありません
奥の天窓は2階の休憩室
冬でもさぞ心地よさそうです
焼き窯棟の下部、メーターやガスボンベの処理は
建物の影にひっそりと
店舗内の包装などをする部屋の小窓
ちょこちょこ抜けの良い景色を見ながら作業できます
ドライフルーツたっぷりのハード系パン
どっしり
こちらも人気のクロワッサン
書籍 パン屋の手紙
プライベートな部分も多々あるので
全部を見ることはできませんでしたが
この書籍にあるドラマが繰り広げられたと思うと
その場に立てただけで感無量です
次の建築に続きます