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大人の遠足 上越編その2

20201006暮らしの工房岡沢さん自邸

大人の遠足 上越編その1の続き

お昼は谷尻誠設計

ラ・ペントラッチャ。

 

ちょっとローマあたりの

遺跡のようにも見えますね。

谷尻誠設計ラ・ペントラッチャ上越

高さの違う3つの空間構成で

それぞれの役割を持たせています。

(外も入れると4つの高さの違い)

 

この日も平日に関わらず

満席でした。

谷尻誠設計 ラ・ペントラッチャ上越

建築のチカラと

料理のチカラが合わさると

人が寄ってくる

ということでしょうか。

*****

 

いよいよ

暮らしの工房

岡沢さんのご自宅を見学。

ロケーションの良い

池に向かって建っていて

外からも中からも視線が抜けて

とても気持ち良いのです。

もう一点

楽しみにしていたのは

 

昨年の完成時に

造園ワークショップに

参加させていただき

植栽の変化を見ることでした。

 

↑ 約1年前のワークショップ途中

↓ こちらが現在

絶えそうなもの

大きく化けたもの

 

植物の生存競争は

激しいらしく

思い通りにいかない

とのこと。

 

暮らしてみて

初めて分かることも多いですね。

最初から

ここまで造園されていると

建物が周辺に馴染みやすく

通る人の目にも

優しく映ります。

ここで質問。

 

この造園のスゴイところ

分かりますか?

 

ヒントは

背の高い木の根元を見てください。

通常、木を植えるときに

鳥居(とりい)型の支えをつけます。

 

しかし ここには

支えがありません。

 

これが答えですが

そのスゴさを解説します。

 

 

こちらの造園工事では

木を植えるときに

地中でしっかりと

根元を押さえているので

まるで以前から

木が生えているように

見えるのです。

植樹時の地中杭

 

このひと手間を惜しまないことが

新しい暮らしを始めても

庭全体が違和感なく

自然に感じるのです。

 

昨年のワークショップの様子です。

最初の画像と見比べてくださいね。

木の位置決めが終わったところ。

 

 

ワークショップ1日目終了時に記念撮影。

階段脇がかなり整ってます。

渡邊洋治設計 斜めの家 に続きます。