住学(すがく)第4回構造部
少しずつ実践的になってきました。
設計の段階で
耐震性能を検討するのは
これだけ!という図。
いつもはラフプラン段階でもCADを使い
耐震性能確認をしていますが、
プランをある程度細かく入力しなければならず
多少なりとも時間がかかります。
それが、
こんな少ない内容で
確認できるとは!
目からウロコで
とても気が楽になりました。
「地震の力とは
自分(建物)の重さである。」
当たり前のことですが
建物が無ければ、建物の被害はありません。
被害が及ぶのは
そこに「重さ」があるからです。
その重さをどう想定するか、
想定したら、
どのくらいの強さが欲しくて
その強さにするには
どの材料で
どのくらい壁が必要か、
ということが知りたいわけです。
建築関係者なら
ご理解いただけると思いますが
以下のような内容でした。
屋根と2階、1階の重さを
ザックリ計算したら
耐震等級を考慮して
必要な壁の量(長さ)を
割り出す。
プランの中に
耐力壁にできる長さの
壁があるか確認する。
もちろん
設計が済んだら
許容応力度計算が必要ですが
最初から
安心してプランを進められるのは
大きな違いです。
住学構造部の次のステップが
ますます楽しみになりました。