「がらくたは投げ捨ててしまえ、
ただ必要なものだけを積み込んで
生活の船を軽やかにしたまえ」
これは私の憧れる建築家
中村好文さんが好きな小説
『ボートの三人男』
(ジェローム・K・ジェローム著)
の一節ですが
現在、NHKで再放送されている
「大草原の小さな家」
の主人公一家も同じように
小さな家と少ない家財で
家族5人が暮らしていています。
この家は
いったいどのくらい
小さいのだろうと思い
平面図を描いてみました。
一階は、LDKと寝室
二階は、屋根裏部屋で
子供部屋になっています。
動線に無駄がなく
小さいながら
プライベート(寝室)と
パブリック(LDK)の
区別もきちんとあります。
面積はおそらく
1階 約7坪
2階 約3坪
延べ床 約10坪
なんと
日本の狭小住宅の代名詞
「9坪ハウス(延べ床15坪)」
よりずっと小さな家でした。
ただ、
よくよく見ると
トイレは別棟、
洗面と浴室は無く
収納は
小さなキャビネットだけ。
それでも
この家に水回りと
少しの収納を付けるだけで
十分に暮らしていけそうです。
こんな風に
小さくて軽やかな暮らしを
してみたいと憧れています。
まさよ