このサイトでは「Googleアナリティクス」を使用し、匿名化したお客さまのご利用状況を統計的な分析に利用しています。そのためクッキーを使用しています。アクセス解析やクッキーの使用を希望されない場合は、お使いのブラウザの設定をご確認ください。収集するデータに関して詳しくは「Googleアナリティクス利用規約」のページや「Googleポリシーと規約」のページをご覧ください。
OK

家は 小さいくらいがちょうど良い

春先頃から,次女がハムスターを飼いたがっていました。

次女は昨年、庭で見つけたバッタをきちんとお世話して、

寿命をまっとうさせていたので、これなら大丈夫と感じOKしました。

ちょうどご縁もあり、急きょ1匹迎えることになりました。

 

飼育の仕方を調べると、

「ケージは、高さは要らないけれど運動が好きなので、広い方が良い」

とあります。

 

近所のペットショップには小さなものしかなかったので、

それは車の移動用として購入し、多少高価ですが

充分に大きなものをネットで注文しておきました。

 

その後、ハムスターを引き取ってケージが届くまでの数日間、

小さいケージでお世話をしていました。

藁を敷き、巣箱と餌入れを置き、水入れを吊るすと随分狭くなり、

回し車も入れる予定ですが、とても入りそうにありません。

早く大きなケージに入れて伸び伸びさせてあげたいな、と思いました。

 

数日後、待望のケージが届きました。

予想より大きかったのですが、毎日暮らす場所ですから

広いに越したことはありません。

 

ところが、敷き藁を入れ始めると、

「…これ、すごくいっぱい藁使うよ。」という声が。

 

広い分、藁がたくさん必要になるのは当然ですが、

私たちはそこまで気が回っていませんでした。

ケージをお掃除するたびに敷き藁は全て入れ替えるので、

ランニングコストは小さなケージの3〜4倍はかかってしまいます。

 

****

建築でも、家が大きくなれば

建築費用(イニシャルコスト)が高くなりますが、

その後の暮らしにかる費用(ランニングコスト=冷暖房費・修繕費等)

については忘れがちですよね。

家が大きくなるほど、ランニングコストも多く必要になっていきます。

 

ケージはハムスターの世界全てになるので(たぶん)、

これは仕方がないと諦めもつきます。

でも人間の場合は、家以外のいろいろな場所にお出掛けもしますし、

ランニングコストは敷き藁の費用の比ではありませんから、

最初から考えておく必要があります。

 

決して「小さいほど良い家」とは思いませんが、

「家は小さいくらいが丁度良い」と改めて感じた出来事でした。

まさよ