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「貸景」を自分の家から始めよう

テラスの読書スペース

お盆休み。

子どもたちが見ていたNHK-Eテレから流れてきたキーワードが気になり、以前から思っていたことを言葉にしてみます。

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キーワードとは、

スノーピークとコラボレーションした、隈研吾さんデザインのモバイルハウスに対し、コメンテーターから出た

「借景」

という言葉。

モバイルハウスを景色の良いところへ移動して借景を愉しむ、というものでした。

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確かに借景は、隣家や遠景を取り込んで、暮らしにひと味 加える昔からの手法です。

それはまず、

自宅にしっかり植栽するのが「前提」で、

隣家や遠景と「緑の繋がり」ができ、

借景が生きてきます。

 

借景=Takeよりもまず、貸景= Giveを自宅から始めましょう。

そうすると、

緑の連鎖があなたの街にきっと生まれます。

 

貸す、

といってもお金はいただけませんが、

お金で買えない「心の豊かさ」「街とのつながり」が手に入ります。

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家はあなたの家族のものであると同時に、街の風景に大きく影響します。

家(建築物)って、存在が公共なんです。

 

あなたの家が緑に囲まれていたら、

良い景色のところまで出かけなくても、

自宅で素敵な写真が撮れますよ!

 

じゅん