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三世代リフォーム⑤冷暖房計画

エコウィン

冷暖房の計画

前回の記事はコチラ

■計画にあたって

コチラのお宅は、ちょうど20年前に

弊社で増改築させていただいたお宅でした。

 

当時、

まだ珍しかった樹脂枠のペアガラスサッシを使い、

断熱材をある程度しっかり入れていたため、

断熱塗装だけでも温熱環境がかなり良くなると判断しました。

 

■冷暖房の検討

温水床暖房が入っていましたが、

・毎年のメンテナンス費(約2万円)

・10年弱での熱源給湯器の取替費が高額(約30万円)

・配管の耐久性も、あと10年ほどで限界か

 

以上の理由から床暖房は撤去し、

エアコンとパネルヒーターをつないだ

「エコウィン・ハイブリッド」を導入。

パネル自体は動力がなく、

エアコンからの冷媒で夏も冬も使え、

効率が良いため光熱費も抑えられる優れもの。

輻射熱による冷暖房は

体に優しくとても快適です。

 

外気温0度程度でも、このパネル一枚で

エアコンの設定温度23度、

弱運転で室温21~22度ほどを確保し、

足元も暖か。

 

リビング・ダイニングと隣のキッチンまでの

計23畳ほどを暖房できています。

 

唯一の欠点は、見た目の存在感が少し強いこと。

(そんなことも検討しているのです)

 

それ以外を除けば、

プラン・素材・設備の工夫と組み合わせで、

とても居心地の良い団らん空間ができたと

自負しています。

 

次回は素材のお話しです。